『絶対言わないでください!』保健室で起きたヒミツ♡の話
もぉ学校来なくなるのわかってるから…
それって
私が天ヶ崎くんをフル前提で話してる
天ヶ崎くんが
返事しなくていいって言わなかったら
私…
言ってたかも…
「好き」って
すごく大切な物を
こんな私にあげたいって思ってくれてる彼を
抱きしめてたかもしれない
愛おしい
カレに持ってはいけない感情
「天ヶ崎くん
大会終わったから
もぉ減量しなくてもいんでしょ
よかったら、今日のお弁当食べる?
忙しくてまだ食べてなくて…」
「え!いいの?」
「うん
でも
誰かに食べさせるって思って作ってないから
ホントに適当だよ
それでもよかったら、どーぞ…」
「ありがと
いただきます!」
私の目の前で
美味しそうに私のお弁当を食べる彼を見て
天ヶ崎くんのために作るなら
何を入れようか考えた
きっとそんな日は来ない気がした
きっとコレが最後
「センセー、美味しい!」
「そぉ?よかった」
「野菜多めだね」
うん
いつか誰かに言われたからだよ
それって
私が天ヶ崎くんをフル前提で話してる
天ヶ崎くんが
返事しなくていいって言わなかったら
私…
言ってたかも…
「好き」って
すごく大切な物を
こんな私にあげたいって思ってくれてる彼を
抱きしめてたかもしれない
愛おしい
カレに持ってはいけない感情
「天ヶ崎くん
大会終わったから
もぉ減量しなくてもいんでしょ
よかったら、今日のお弁当食べる?
忙しくてまだ食べてなくて…」
「え!いいの?」
「うん
でも
誰かに食べさせるって思って作ってないから
ホントに適当だよ
それでもよかったら、どーぞ…」
「ありがと
いただきます!」
私の目の前で
美味しそうに私のお弁当を食べる彼を見て
天ヶ崎くんのために作るなら
何を入れようか考えた
きっとそんな日は来ない気がした
きっとコレが最後
「センセー、美味しい!」
「そぉ?よかった」
「野菜多めだね」
うん
いつか誰かに言われたからだよ