君が誰よりも好きだから

LINEの返信は遅いし、学校でもあまり話さない。


不安、寂しい、怖い。


そんな気持ちがないと思いこみながら。


でもそんな君でも大好きだから。


気長にのんびり待とうと心穏やかに過ごしていた。


そんな日々を過ごしていた。


でも、ある日の放課後



―――大好きな冬貴が女の子に囲まれて歩いていた。


それだならまだいい。どこか寂しそうにでも嫌そうにはせずにこにこしていた


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