頼むから俺のになって
〜好き〜
[side 翔]
俺には好きな人がいる
ヒカリちゃん。大好きな人
俺はもともとあんな可愛い性格じゃない
ヒカリちゃんが...かわいい人が好きって....
一回告白したけど断られた。
でも友達かららしい早く俺のもんにならねーなか
「なぁ、翔!」
「なんだ?」
「!?なんか、機嫌悪くない?」
そう、俺は今、ものすごく機嫌が悪い
田川ってやつがヒカリちゃんと昼ごはんを食べているらしい、鬱陶しいな。
「それにしても、今日もお綺麗だったなヒカリ様......!」
「........あ"?」
「ビクッ!?ご、ごめんごめん」
「チッ」
はぁ早く授業終わってくれ
ちなみに、俺とヒカリちゃんは同じ2年
教室も隣同士
その時.....
「大変だ!!!!」
なんだ?
「ヒカリ様が早退された!!!」
は?
早退?...っ!なにがあった!?
そのまま6限になり、体育の授業をしていた。
サッカーで派手に転けてしまった
そして、で手当てをしてもらうことになり保健室へ向かった、
そー言えば田川ってやつ、保健委員だっか?
知らねーやつにやってもらうより知ってるやつにやってもらった方がいいか、
ガラッ
「あら、早川さんどーしたの?」
「田川、怪我した手当て」
「あー、はいはい」
「自分でやる」
「わかってるわよ」
こいつ確かヒカリちゃんと同じクラスだよな?
「ヒカリちゃん早退したみたいだけどなんかあったのか?」
「あの可愛いキャラどうしたの?」
「ヒカリちゃん」
「あーもうわかったわよ!ヒカリは、数学の先生のせいで悪化したのよ!」
それから、難しい問題を解いて教師を黙らしたとかクラスからはあまり良く思われていないことまで、教えてくれた
かっこいいけど、大丈夫かな
また俺の中で好きが、増していく。
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5ヶ月前
「やめてください」
イケメンなのか、美少女なのかわからない
でも顔が整っている女の子が、ナンパされている。
「今日は俺の相手してよ」
「無理」
「いいじゃんいいじゃん」
「しつこいですよ?5人係で?卑怯ですね?」
仕方ない人助けるか。
「はぁ、もういいです」
女の子がそう言うと、
体のあらゆる部分を使って4人気絶させた。
そして、
「ねぇ?2つ。」
「...は?...」
最後に残った1人に語りかける、
「1つ
私に気絶させられる。
2つ
仲間を置いて逃げる。どれがいい?」
選択肢やばすぎ....
「き、気絶で、す。」
「ふっ、なんだ、仲間想いじゃん。置いていかないなんて、お前ならこいつらを変えられる。こいつらなんか訳があるんだろ?」
「は、はい...」
「内容は聞かない。でもお前の思ってることを言ってみたらどうだ?」
「う、うん...ありがと....」
「いいよ?」
「ヒカリ!どこにいたのよ!」
「愛香、ごめん、服選ぶの時間かかった」
その男のフォローまで、何から何まで、かっこいいそいつに惚れた、
一目惚れってやつ?
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やっぱなんも変わってねーな。
かっこいいのも、心配をかけないようにするのも。だから、俺はそんなお前が好きだなんだ早く俺のもんにならねーかな