過去のエアラブ集33作


【続】


「うぅ…どうしよーノアぁ〜」
「え、直翔君にあんだけ言われてたんだから行くしかないでしょ」
「ちょ…もうすぐ駅だよ…」
「あ!直翔君だ!じゃあねリサ!結果報告よろ!!」
「えぇ!?ノア一緒にいてくれないのぉ!」

そんな言葉も虚しく、ノアは帰って行った

「ノアに置いてきぼりにされてんじゃんw」
「うぅ……直翔のせいだよ…」

目も合わせらんないし…

『ドンッ!!』

え…

「このくらいしねーと、こっち向けねーのかよ……」
「!?」

わ…私、壁ドンされてるの…!?

「ちょ…皆見てるって…」
「お前は見てない」

うっ……

「見る!見るからぁ!!」

見上げた直翔の顔は、逆光でよく見えなかったけど
夕日と同じくらい真っ赤に染まっていた



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