友達婚~5年もあいつに片想い~
「じゃあ私は、仕事に行ってきます。」
またお義母さんの小言を聞く前に、私は急いで着替えて、玄関に向かった。
「ああ、梨衣さん。」
「はい。」
「あなた、今日の夕食の買い物は、してこなくていいからね。」
「えっ?ああ……冷蔵庫の中にあるモノでって、事ですか?」
私結構、買い物する方だから、冷蔵庫にそれなりに材料が入っているんだよね。
「いいから、気にしないで仕事に行って来なさい。」
「はい。行ってきます。」
閉まった玄関に、言い表せない位の不安を感じた。
そして、こんな時に限って、仕事の時間は早く過ぎてしまう。
「あーあ。家に帰りたくない。」
そりゃあね。結婚すれば、大樹の家族とも上手くやっていかなきゃいけないですよ。
でも、急に泊まりに来て、朝ごはん作られた日には、お嫁さんとして認めて貰ってないのかなって思うじゃない?
またお義母さんの小言を聞く前に、私は急いで着替えて、玄関に向かった。
「ああ、梨衣さん。」
「はい。」
「あなた、今日の夕食の買い物は、してこなくていいからね。」
「えっ?ああ……冷蔵庫の中にあるモノでって、事ですか?」
私結構、買い物する方だから、冷蔵庫にそれなりに材料が入っているんだよね。
「いいから、気にしないで仕事に行って来なさい。」
「はい。行ってきます。」
閉まった玄関に、言い表せない位の不安を感じた。
そして、こんな時に限って、仕事の時間は早く過ぎてしまう。
「あーあ。家に帰りたくない。」
そりゃあね。結婚すれば、大樹の家族とも上手くやっていかなきゃいけないですよ。
でも、急に泊まりに来て、朝ごはん作られた日には、お嫁さんとして認めて貰ってないのかなって思うじゃない?