故意な恋~ヤンデレ御曹司に戦略的に囲い込まれていく~


「んっ…」

大きくて、温かい手。

少し強めに塗り込まれると、マッサージをされているようで気持ちいい。

「依里…、そんな声出さないの」

耳元で切なげに囁かれる。

「は、晴人さんこそ、そんないい声で囁かないでくださいっ」

「耳が真っ赤だよ、依里」

「ぅ~///」

晴人さんが意地悪だ。
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