故意な恋~ヤンデレ御曹司に戦略的に囲い込まれていく~


新堂さんとは好みの本が一緒だったりして、話していたら時間があっという間に過ぎていた。

「そろそろ帰ろうか、時間あっという間だったな…」

「そうですね。晴人さんとお話楽しかったです」

せっかくだから下の名前で呼び合おうということになり、最初は照れ臭かったが今は慣れた。

「依里ちゃん、よかったらまた会ってくれない?」

「は、はいっ、是非っ」

ということで、なんと連絡先を交換することになった。

思ってもみなかった展開だったが、話してみていい人だって言うことはわかったし
何よりまた会って話したいとおもったので、晴人さんも同じ気持ちでいてくれて嬉しかった。
< 12 / 246 >

この作品をシェア

pagetop