故意な恋~ヤンデレ御曹司に戦略的に囲い込まれていく~


「晴人さま、この二人の処遇はどういたしますか」

「こいつの勤めている銀行との契約をすべて見直せ。

原因もそれとなく相手に伝わるようにしておけ」

「かしこまりました」

「それから、証拠も集めておくように」

「はい」


頭上で交わされる会話は頭に入ってこなかった。
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