故意な恋~ヤンデレ御曹司に戦略的に囲い込まれていく~


「大変だったね。…冷やすもの持ってこないとね」

てっきりソファに下ろされるのかと思いきや、そのままお姫様抱っこされ一緒に洗面所まで向かう。


「あ、あの…。重いですからおろして…」

「大丈夫、むしろもっと食べないと。軽すぎるよ」

「そんなこと…」

晴人さんはタオルを取り出し、濡らしてから私の頬に当てる。

「い…っ」
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