故意な恋~ヤンデレ御曹司に戦略的に囲い込まれていく~


とても優しく教えてくれて、いい先輩についてもらえて良かった。

そしてお昼休み、会社の中にある食堂でお弁当を広げる。

食べる前に携帯を取り出し、晴人さんから連絡が来ていないか確認する。

最近はこれが習慣になってしまった。

(来てないか…)

「はぁ…」

重いため息をつくと、後ろから肩を叩かれる。

振り向くと、里見さんだった。
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