故意な恋~ヤンデレ御曹司に戦略的に囲い込まれていく~


ベッドまで行く気になれず、そのまま床に転がる。


床の冷たさが、泣いて火照った体を冷やしていく。


どうせなら、晴人さんへの想いも冷ましてくれないだろうか。

叶うことのない熱を持て余して、これからどうすればいいのだろうか。


好きになってごめんなさい。

期待してごめんなさい。
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