故意な恋~ヤンデレ御曹司に戦略的に囲い込まれていく~


これからも、特に変わり映えのしない毎日を送っていく。

ーーそう思っていたのだが…


「あっ、ごめんなさい」

図書館で、本を取ろうとした時だった。

隣の男性と同じ本を取ろうとして指が当たってしまった。

「いえいえ。俺の方こそ、すみません。これ、どうぞ」

「い、いえ。私は別のにしますので」
< 2 / 246 >

この作品をシェア

pagetop