故意な恋~ヤンデレ御曹司に戦略的に囲い込まれていく~
「あの、晴人さんってここの社員だったんですか」
「うん、そうだよ。実は人事に友人がいてね、依里ちゃんが来ることは知ってたんだ」
「そ、そうなんですね…」
「ずっと会いたかったんだけど、最近忙しくて」
「そ、そうですか。わ、私も会いたかった…です」
同じように会いたいと思っていてくれたことが嬉しくて、つい笑みを零してしまう。
「可愛いね…、依里ちゃん」
「っ…///」