故意な恋~ヤンデレ御曹司に戦略的に囲い込まれていく~


「あの、晴人さんってここの社員だったんですか」

「うん、そうだよ。実は人事に友人がいてね、依里ちゃんが来ることは知ってたんだ」

「そ、そうなんですね…」

「ずっと会いたかったんだけど、最近忙しくて」

「そ、そうですか。わ、私も会いたかった…です」

同じように会いたいと思っていてくれたことが嬉しくて、つい笑みを零してしまう。

「可愛いね…、依里ちゃん」

「っ…///」
< 21 / 246 >

この作品をシェア

pagetop