故意な恋~ヤンデレ御曹司に戦略的に囲い込まれていく~
『依里っ、せっかくだから今度は香水に合わせた服を買いに行こうよ!』
『わ、分かった』
テンションが上がったシェリルに圧されて、近くのアパレルショップへ向かうのだった。
『桜だから、やっぱりピンクか…。あぁ、この白いレースのワンピもいいなぁ』
『ねぇ、シェリル。そんなに可愛いの私には似合わないよっ』
『何言ってんのっ、依里は可愛いっ。私が保証する』
シェリルは胸を張って、自信満々に宣言する。