故意な恋~ヤンデレ御曹司に戦略的に囲い込まれていく~

ー仕事場には、彼のファンがたくさんいますー



「ふぅ~」

「お疲れ、竹中さん」

「あっ、お疲れ様です」

隣に座る里見さんが、私の使っているパソコンを覗き込んで間違ってるところを指摘してくれる。

「ここはこっちに直して…、これはこうした方が見やすいと思うよ」

「ありがとうございます」

「竹中さんは、素直でいいわね。

最近の若い子は指摘すると、不機嫌になったりするから扱いにくいったらないわ」
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