故意な恋~ヤンデレ御曹司に戦略的に囲い込まれていく~
運ばれてきたオムライスを食べながら、二人で考える。
この考える時間も、もうすでに楽しいとは人が違うとこうも違うのか。
元カレの時は、笑う事さえほぼなかったというのに。
「あの、晴人さん引っ越したばかりですし、必要な物とか買いに行きませんか」
「いいの?依里ちゃん楽しくないんじゃない?」
「いえ、晴人さんの好みとかも知りたいので、行きたいです」
「じゃあ、そうしようか」
ーー日曜日は、晴人さんと買い物デートです。