故意な恋~ヤンデレ御曹司に戦略的に囲い込まれていく~
初デートは波乱ばかり


「おはよう、依里ちゃん」

「おはようございます、晴人さん」

家を出てすぐに晴人さんと挨拶を交わす。

隣なので、待ち合わせをする必要もない。

「じゃ、行こっか」

「はいっ」

マンションを出て、駅に向かって歩き出す。

今日は、二駅先にあるショッピングモールに行くことになっている。
< 55 / 246 >

この作品をシェア

pagetop