故意な恋~ヤンデレ御曹司に戦略的に囲い込まれていく~
ひまわりが描かれたしおりを買うことにしてレジに向かう。
晴人さんも決まったようで、私と入れ違いでレジに向かった。
休憩スペースにある椅子に座り、早速買ったものを交換する。
「ひまわりだ。嬉しいな、ありがとう」
晴人さんは嬉しそうに笑ってくれた。
「喜んでくれてよかったです。私のは…、ヘリ、クリサム?」
「ヘリクリサムはキク科で、花言葉は永遠の思い出」
「永遠の思い出…」