故意な恋~ヤンデレ御曹司に戦略的に囲い込まれていく~


彼女に疲れてないか聞こうとしたところ、最悪な奴に会ってしまった。

彼女の元カレだ。

そいつは好き勝手に彼女を侮辱して、下品た笑い声をまき散らす。

俺は彼女が可哀想でならなかった。

こんな男に付き合わされて、どれだけつまらなかったことだろう。


(仕置きが足りなかったか)

自分の甘さにも怒りを覚えつつ、さらなる罰をこいつに科すことにした。

今度こそこんな好き勝手な振る舞いができないように。

再起不能にさせなきゃな。

知らずのうちに残酷な笑みが浮かんでいたことは、目の前にいたあのクズ男しか知らない。
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