故意な恋~ヤンデレ御曹司に戦略的に囲い込まれていく~
ー?sideー
彼女が家に泊まりに来てくれた。
自分の家に彼女がいるなんて夢のようだ。
何度、家に監禁したいと思ったことか。
後ろから抱きしめると彼女の体が固まっているのが分かる。
そのことを微笑ましく思うのと同時に、ずっとこうしてれば嫌でも慣れてくれるかな、なんて思う。
俺の傍から離れたくないと、彼女がそう思ってくれればうれしい。
そろそろ夕ご飯の時間。
彼女もお腹がすいてきたころかな、と思い何を食べようか相談しようとすると、彼女が作ってくれると言う。
彼女の手料理なんて、最高に美味しいに違いない。
今日は本当に幸せな日だ。