故意な恋~ヤンデレ御曹司に戦略的に囲い込まれていく~
ー?sideー
彼女とドライブを楽しんだ後、俺が持つ別荘に彼女を招く。
海を実際に見たこともないという彼女は、海を見ただけではしゃいでいた。
「綺麗ですねっ」
「そうだね」
今日のために新しい服を買って着飾った彼女の方がよっぽど綺麗だ。
俺がサングラスをかけて運転している姿もカッコいいと、何度も褒めてくれる。
称賛されるのは慣れているが、彼女に言われるのは少し照れ臭い。
嬉しくて顔がニヤけてしまいそうだ。