故意な恋~ヤンデレ御曹司に戦略的に囲い込まれていく~
ー夏休み。晴人さんの手料理ー
「依里、昼食を用意するからソファで寛いでて」
「晴人さんが作るんですか?私も手伝いますよ」
「いいんだよ。この前美味しいものを食べさせてもらったから」
晴人さんが料理なんて、想像できないのだが。
「留学してた頃はよく自炊してたんだ」
「そうだったんですか」
仕事もできて、料理もできるなんて晴人さんは本当に欠点がない。
「それじゃ、楽しみにしてますね」