キミへの気持ちが消える前に
実は私のお母さんとあっきーのお母さんは知り合い。

私たちが小さい頃、子育てサークルみたいなので出会ってよく遊んでたみたい。

小さすぎて私たちは覚えてないけど。

そこからは特に会わずに今に至る。

だから全く会ったことないに等しい。

「大丈夫だろ。華は可愛いし、礼儀正しいし、家事できるし、勉強はちょっとあれだけど……」

「待って待って。褒めすぎ……恥ずかしいんだけど。てか、最後『勉強は』って言った?」

「それは聞かなかったことにしといて。とにかく緊張しなくて大丈夫だから」
< 105 / 126 >

この作品をシェア

pagetop