キミへの気持ちが消える前に
「華、買い物か遊園地かどっち行きたい?」

「うーん。買い物かな。遊園地は風強くて寒そうだし」

確かに今日は寒いし華の言ってることは正論。

「じゃあ、今日は華のしたいこと全部しよ」

「え、いいの?クリスマスなのに?あっきーのしたいことは?」

「俺のしたいことはないよ。華が笑顔で楽しんでくれることから大丈夫」

そう言うと顔を隠して照れる華。

華の彼氏になれてほんとによかった。


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