キミへの気持ちが消える前に
「あっきーまたクレープチョコにしたんでしょ」

クレープを受け取ってさっきの席に戻る。

「うんもちろん!」

あっきーはとにかくチョコが好き。

1日3食がチョコでも飽きないらしい。

私にはちょっとその気持ちは分からないけど。

「んー。美味しい」

「華、俺の食べる?」

「え、うん」

あっきーが手を差し出してきて受け取ろうとする。
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