キミへの気持ちが消える前に
「実弘くんの教え方あってたんでしょ?それじゃあ、予定合わせてたくさん教えてもらえばいいじゃん!」

「あ、そっか!かんなちゃんさすが!」

なんて閃いた話をしているとテスト返しはとっくに終わってSTが始まるところだった。


STが終わると部活に行く人や帰る人でわいわいしはじめる。

私とかんなちゃんもその波に飲まれながら、やっとのことで駐輪場に着く。

とりあえず、2人とも自転車に乗って漕ぎ始める。
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