キミへの気持ちが消える前に
私はトートバッグを女の子に見せて、

「こんにちは。これ同じだね、この子可愛いよね」

と話しかけた。

女の子は

「うん!」

と答えてくれた。

そこに、女の子のお母さんがやってきて

「邪魔したみたいでごめんなさい!」

と謝られてしまった。

「全然大丈夫ですよー」

と2人で返すとお母さんは会釈しながら帰っていった。
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