キミへの気持ちが消える前に
「あ、じゃあ華さえよければ結も一緒に行ってあげるよ!そのままいつものファストフードのとこで勉強しよ?」

「え、でも結いいの?火曜日はママとお出かけじゃなかったけ?」

「いーの!結が華にしてあげたくてしてるの!じゃあさっそく3人のグループに連絡入れていい?」

「結ほんとにありがとう!」


火曜日が毎週楽しみになる予感しかしない。

どれもこれも結のおかげ。

私はつくづく頼りになる親友を持ったなと実感する。

そして、毎週火曜日は実弘のお迎えに行く曜日と決まった。
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