キミへの気持ちが消える前に
そして迎えた初めてのお迎えの日。

他校の門の近くで待つってのはほんとに緊張するもので。

結と一緒にいても緊張はする。

「え、どうしよう、実弘一応連絡したけどなんでとか言わないかな……不安だよ……」

「もう!華は結の時は慰めてくれたり褒めてくれたりするのに自分のことになるとだめなんだから〜大丈夫!だって実弘だよ?何も考えてなさそうでほんとに何も考えてないんだから大丈夫!」

「ん??今サラッと実弘の悪口言った?」

「あ、ばれたか……」
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