キミへの気持ちが消える前に
「華?どうしたの?」

「あ、ごめん結!なんもない!!」

「で、今日は勉強するんでしょ?」

「うん!そう!実弘手強いかもしれないけどよろしくです!」

「華に教えるのめちゃめちゃ疲れるけど頑張るわ」

「ねぇ、結聞いた?今の言葉!!」

「聞いた聞いた。きっと聞き間違い!てか、実弘は女の子にそんなこと言うんじゃない!」

「はいはい、結うるさい。わかったから」

「あ、今結のことうるさいって言ったね?!はなあああああ聞いた?」

「うん、大丈夫大丈夫。実弘はそんなやつだから」
< 39 / 126 >

この作品をシェア

pagetop