キミへの気持ちが消える前に
「実弘、次で降りれることになったからね?無理しないでね?」

「華ありがと」

「大丈夫だよ。なんかしてほしいことある?」

「ここからじゃ手すりにギリ手が届かなくて、華そこの手すり持てる?」

「それはできると思うけど.....どーするの?」

「華が手すり持ったら安定すると思うから華の肩持っていい?そしたら安定して立てると思うんだよね」

ん?

今肩持っていい?って言われたよね?

「いいよ.....」

実弘の手が私の肩に乗ってくる。

手が少し震えてる気がする。

大丈夫なのかな。

でも、やっぱり無理はしてほしくない。
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