大嫌いの先にあるもの【番外編】
「いやだ。黒須が死ぬなんて許さない!」
黒須の胸に顔を埋め、広い背中を抱きしめた。
「黒須が死んだら生きていけない。黒須は私の全部なの。お願い。死にたいなんて言わないで。愛しているの」
「やっと春音の本音が聞けた。僕も愛しているよ」
長い指が私の顎を掴み、顔を黒須の方へと向けさせると、静かに唇が重なった。愛する人の唇に胸が震える。黒須の事が好きで堪らない。好き。大好き。一晩中でも、一日中でも好きだって言い続けたい。こんなに愛せる人は黒須しかいない。
「春音が欲しい。このまま抱いてもいいか?」
胸が熱くなる。
私も黒須が欲しい。もう気持ちを止められない。
小さく頷くと、黒須に抱きしめられ、そのままソファに横になる。服を着ているのがもどかしい。早く黒須とつながりたい。
それは黒須も同じみたいで、競争するように服を脱ぎ捨て、あっという間に私たちは一糸纏わぬ姿になった。
黒須の唇が熱い想いをぶつけるように私の全身を愛撫する。
唇から始まって、首筋、鎖骨、胸、それから下腹部へと唇を這わせていく。
肉体だけではなく、心もつながっていく行為だった。
黒須と一つになった瞬間、幸せ過ぎて涙が溢れた。
繋がっている部分が熱くて愛しい。激しくされる程、抑えられていた気持ちが解放されていく。
狂ったように黒須を抱きしめ、好きだと何度も口にする。その度に強く黒須が抱きしめてくれる。私を抱きしめる黒須からは痛いほどの愛情が伝わってくる。
同時に果てた後も私たちは強く抱き合った。
離れていたこの5年間を埋めるので必死だった。
黒須の胸に顔を埋め、広い背中を抱きしめた。
「黒須が死んだら生きていけない。黒須は私の全部なの。お願い。死にたいなんて言わないで。愛しているの」
「やっと春音の本音が聞けた。僕も愛しているよ」
長い指が私の顎を掴み、顔を黒須の方へと向けさせると、静かに唇が重なった。愛する人の唇に胸が震える。黒須の事が好きで堪らない。好き。大好き。一晩中でも、一日中でも好きだって言い続けたい。こんなに愛せる人は黒須しかいない。
「春音が欲しい。このまま抱いてもいいか?」
胸が熱くなる。
私も黒須が欲しい。もう気持ちを止められない。
小さく頷くと、黒須に抱きしめられ、そのままソファに横になる。服を着ているのがもどかしい。早く黒須とつながりたい。
それは黒須も同じみたいで、競争するように服を脱ぎ捨て、あっという間に私たちは一糸纏わぬ姿になった。
黒須の唇が熱い想いをぶつけるように私の全身を愛撫する。
唇から始まって、首筋、鎖骨、胸、それから下腹部へと唇を這わせていく。
肉体だけではなく、心もつながっていく行為だった。
黒須と一つになった瞬間、幸せ過ぎて涙が溢れた。
繋がっている部分が熱くて愛しい。激しくされる程、抑えられていた気持ちが解放されていく。
狂ったように黒須を抱きしめ、好きだと何度も口にする。その度に強く黒須が抱きしめてくれる。私を抱きしめる黒須からは痛いほどの愛情が伝わってくる。
同時に果てた後も私たちは強く抱き合った。
離れていたこの5年間を埋めるので必死だった。