『スカートが捲れた、その時ボクは…』絶対言わないでください!番外編
放課後

ボクは会議室に向かった


菊池さんが会議室に呼ばれていたから


菊池さんはまだ来てなかった


「おー、伊田
様態はどぉだ?大丈夫か?
病院は?」


城田先生が先に来た


「大丈夫そうです」


「佐伯先生も言ってたけど
ちゃんと病院行ってきなさい
明日、公欠扱いにするから…」


「はい…
菊池さん、大丈夫ですか?」


「大丈夫だろ
結局、菊池の勘違いだったみたいだし…
とりあえず反省文だけで許してやろう
伊田もそれでいいか?」


ボクのついたウソのせいで
菊池さんだけが悪い事になってる

やっぱりホントのこと


「先生、ボク…」


「失礼します!」


菊池さんが来た


「菊池、そこ座って…」


菊池さんはボクを見て
なるべく離れて座った


避けられてる


「菊池
今回は反省文で許してやる
今後、このようなことがあれば
ボクシング部を退部してもらうこともある
場合によっては
部活だけじゃなくて学校も…」


「わかりました!書きます
3行でいいですか?」


「オマエ本当に反省してないな
3行じゃなくて3枚書きなさい!」


「3枚!?」


「書いたら教務室持って来るように!
伊田は帰っていいぞ
気を付けてな…」


「…はい…」
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