『スカートが捲れた、その時ボクは…』絶対言わないでください!番外編
「武頼、左手で書いても私の字より綺麗だね」


ボクのノートを写しながら菊池さんが言った


ボクが骨折したことをきっかけに
菊池さんがボクに話し掛けてくれた

菊池さんのパンツを見た日の事を
全部忘れてって言ったのは
菊池さんなのに…


「私が責任もって…」って
断わっても負けず嫌いな菊池さんは
食い下がらなくてお願いした


菊池さん
もぉボクのこと許してくれたの?


「普通は菊池さんが
伊田くんのノートとってあげなきゃ」


佐伯先生ごもっとも


「ごめん、寝てたから…」


こんな菊池さんがボクは好きだ


ごめん
ボクはあの日を忘れられなかった
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