極上の一夜で懐妊したらエリートパイロットの溺愛新婚生活がはじまりました
今日、商業施設に航と来たのは、イベントのためだった。
商業施設の最上階にある展望台のイベント。
一番高いところから、空が一望できるのだ。
展望台はいつでも入れるが、イベント期間は見える景色の解説があったり、もしくは子ども向けに着ぐるみが来たり、来場プレゼントがあったりもする。
今日は平日だから着ぐるみは来ていなかったが、航はまだ二歳にもならない。
大勢のひとが遊びに来るときはまだ心配だったので、あえてひとが少なさそうな平日を選んだ。
予想通り、お客は少なくてゆっくり見て回ることができたし、ついでにお土産として風船ももらえた。
スタッフから青い風船を渡された航は大はしゃぎしたものだ。
それに展望台だって航は初めてだ。
はじめこそ、来たこともないような高い場所に少々臆したようだったが、果歩が抱き上げて「面白いよ」と見せて回るうちに、すぐ慣れたようだ。
下に見える街の風景や、浮かぶ雲。
きゃっきゃっとはしゃぐようになって、果歩が床に下ろすと、とたたっと駆けて、ガラスに手をついて、興味深げにしげしげ見入っていた。
商業施設の最上階にある展望台のイベント。
一番高いところから、空が一望できるのだ。
展望台はいつでも入れるが、イベント期間は見える景色の解説があったり、もしくは子ども向けに着ぐるみが来たり、来場プレゼントがあったりもする。
今日は平日だから着ぐるみは来ていなかったが、航はまだ二歳にもならない。
大勢のひとが遊びに来るときはまだ心配だったので、あえてひとが少なさそうな平日を選んだ。
予想通り、お客は少なくてゆっくり見て回ることができたし、ついでにお土産として風船ももらえた。
スタッフから青い風船を渡された航は大はしゃぎしたものだ。
それに展望台だって航は初めてだ。
はじめこそ、来たこともないような高い場所に少々臆したようだったが、果歩が抱き上げて「面白いよ」と見せて回るうちに、すぐ慣れたようだ。
下に見える街の風景や、浮かぶ雲。
きゃっきゃっとはしゃぐようになって、果歩が床に下ろすと、とたたっと駆けて、ガラスに手をついて、興味深げにしげしげ見入っていた。