太陽がくれた初恋~溺愛するから、覚悟して?~

全員集合!(諒の独り言)/side諒

母さんのお見舞いに行った時に、麻依のお父さんとお母さんに麻依と俺の結婚を許してもらった。

義信さんには気に入られていたし、お母さんには当日初めて会ったけど好印象を持ってもらったっぽかったから、たぶん許してもらえるかな…とは思ってはいたけど、やっぱその場になるとすげぇ緊張した。

だから、帰りはどっと疲れが出た…

早く帰って麻依を抱きたい…って言ったら引かれそうだから「イチャイチャしたい」って言ったけど、まさか麻依もそう思ってくれてるとは思わなくて…柄にもなくドキドキした。

そしたら麻依がポンポン可愛いことばっか言うから…
ドキドキするわ手は出したくなるわ…
安全運転できないじゃん。

運転中に煽られるってこわいんだな…ってマジで初めて知ったわ。
意味、違うけど。

…だから家に着いてから、煽られた分は俺の愛できっちり返す!
…ハズだったのに、俺に愛されてる麻依がすげぇ大人の女で妖艶なのに、嬌声の合間に俺の名前を呼ぶ姿が可愛くて…
その度に俺は麻依にもっていかれそうになって…

やっぱ俺は麻依には勝てねぇな、って愛しく思いながら、麻依が意識を手放すまで何度も愛した。

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