太陽がくれた初恋~溺愛するから、覚悟して?~
聖夜の誓い/side諒
よかった…
断られるとは思ってなかったけど…
答えをもらうまではやっぱ緊張した…
「一生大事にする。麻依が俺をイヤになっても絶対離さないから、そのつもりでいてね」
ぎゅっと抱きしめて、ちょっと意地悪な顔で優しくキスをした。
「うん、離れるつもりはないから大丈夫だよ」
なんて可愛いこと言うから、キスが深くなりそうになったじゃん、もう。
その前にコレ、したいんだけど。
「麻依、指環…つけさせて?」
「あっ」
って麻依、忘れてたでしょ。
麻依に左手を催促すると、ケースに印字されたジュエリーショップ名【ink:platinum(プラチナ)】と、そこにある指環を見て、恐る恐る手を出してきた。
そんな麻依がかわいくて、つい笑っちゃった。
「ふはっ、何でそんなに恐々(こわごわ)してるの」
「だだだって【ink:platinum】って!あそこは高級ジュエリーだよ?私、入ったことすらないよ?それにこんなに大きなダイヤなんて初めて見たし……わぁぁ…すごいキラッキラしてる…」
「そうなんだ、それは知らなかった」
「え!そうなの?じゃあ何でここのお店に…?」
「麻依、好きでしょ?【ink:】(インク)シリーズのお店。それに麻依のお母さんも関わってる会社だから、ここなら品質も確かかなって思って。ってそれよりハイ、手」
俺は待ちきれず、麻依の左手の薬指にリングを通した。
「わぁ…綺麗…」
手を立てたり寝かせたり、ワクワクしながらいろんな角度から見てる麻依が幼く見えて可愛い。
「ん、似合ってる。やっぱ麻依にはシンプルで上品なのが合うね。サイズはどう?」
「あ!ぴったり!すごい!」
ふ、驚いてる。
「だよね、良かった」
「何で『だよね』?」
「内緒」
「ふふ、そっか。ありがとう、諒」
それ以上は突っ込まずに俺にカッコつけさせてくれて、こちらこそありがとうだよ。
「どういたしまして、奥さん」
実際にはまだ奥さんじゃないけど。
でも言ってみたくて。
照れながらはにかむ麻依が可愛すぎる。
奥さん、か…
麻依が俺の奥さん…
うわ……ちょっと待って。
なんかいきなり実感てか、すげぇ嬉しさが込み上げてきた…
「まーいー!」
「きゃっ、なになに?どうしたの?」
気付けば俺、麻依に抱きついてた。
「やべぇ、すっごい嬉しい!俺、麻依の旦那になるんだ」
「ふふっ、そうだよ、私の旦那様だよ?」
「あーどうしよ、すげぇ嬉しすぎる。麻依が奥さん…あーやべぇ」
「あはは、いつもの諒だ」
「ん…なんか緊張がとけたのかも」
「そっか…プロポーズ、緊張するよね。…ごめんね、今日ずっと緊張してて疲れたでしょ。私ばかり楽しんじゃってごめんね…あっそうだ!じゃあ、うんと甘えていいよ」
麻依が俺を抱きしめて、頭を撫でてくれる。
はー…マジで優しいのな。
「麻依が謝ることなんてないけど…甘えていいなら…じゃあさ…一緒に風呂入ろ?」
「えっ、お風呂…?」
あ、やっぱ恥ずかしい?
でもね、俺も譲りたくないんだよな。
ホームページで見た情報のプレゼンでもう一押し!
「うん、バスタブが広くて、窓も大きくて夜景が見られるみたいだよ。ね?一緒に入ろ?」
「…ん、いいよ」
「やった!」
「あはは、諒ってば子供みたい」
「え、子供?…そう、じゃあ子供と風呂入るって思ってて?あ、子供だからさ、何をしても許してよ?フッ」
「!…いつもの諒だぁぁ…」
「そうと決まれば準備してくるね」
俺は鼻歌まじりでバスルームへ向かった。
断られるとは思ってなかったけど…
答えをもらうまではやっぱ緊張した…
「一生大事にする。麻依が俺をイヤになっても絶対離さないから、そのつもりでいてね」
ぎゅっと抱きしめて、ちょっと意地悪な顔で優しくキスをした。
「うん、離れるつもりはないから大丈夫だよ」
なんて可愛いこと言うから、キスが深くなりそうになったじゃん、もう。
その前にコレ、したいんだけど。
「麻依、指環…つけさせて?」
「あっ」
って麻依、忘れてたでしょ。
麻依に左手を催促すると、ケースに印字されたジュエリーショップ名【ink:platinum(プラチナ)】と、そこにある指環を見て、恐る恐る手を出してきた。
そんな麻依がかわいくて、つい笑っちゃった。
「ふはっ、何でそんなに恐々(こわごわ)してるの」
「だだだって【ink:platinum】って!あそこは高級ジュエリーだよ?私、入ったことすらないよ?それにこんなに大きなダイヤなんて初めて見たし……わぁぁ…すごいキラッキラしてる…」
「そうなんだ、それは知らなかった」
「え!そうなの?じゃあ何でここのお店に…?」
「麻依、好きでしょ?【ink:】(インク)シリーズのお店。それに麻依のお母さんも関わってる会社だから、ここなら品質も確かかなって思って。ってそれよりハイ、手」
俺は待ちきれず、麻依の左手の薬指にリングを通した。
「わぁ…綺麗…」
手を立てたり寝かせたり、ワクワクしながらいろんな角度から見てる麻依が幼く見えて可愛い。
「ん、似合ってる。やっぱ麻依にはシンプルで上品なのが合うね。サイズはどう?」
「あ!ぴったり!すごい!」
ふ、驚いてる。
「だよね、良かった」
「何で『だよね』?」
「内緒」
「ふふ、そっか。ありがとう、諒」
それ以上は突っ込まずに俺にカッコつけさせてくれて、こちらこそありがとうだよ。
「どういたしまして、奥さん」
実際にはまだ奥さんじゃないけど。
でも言ってみたくて。
照れながらはにかむ麻依が可愛すぎる。
奥さん、か…
麻依が俺の奥さん…
うわ……ちょっと待って。
なんかいきなり実感てか、すげぇ嬉しさが込み上げてきた…
「まーいー!」
「きゃっ、なになに?どうしたの?」
気付けば俺、麻依に抱きついてた。
「やべぇ、すっごい嬉しい!俺、麻依の旦那になるんだ」
「ふふっ、そうだよ、私の旦那様だよ?」
「あーどうしよ、すげぇ嬉しすぎる。麻依が奥さん…あーやべぇ」
「あはは、いつもの諒だ」
「ん…なんか緊張がとけたのかも」
「そっか…プロポーズ、緊張するよね。…ごめんね、今日ずっと緊張してて疲れたでしょ。私ばかり楽しんじゃってごめんね…あっそうだ!じゃあ、うんと甘えていいよ」
麻依が俺を抱きしめて、頭を撫でてくれる。
はー…マジで優しいのな。
「麻依が謝ることなんてないけど…甘えていいなら…じゃあさ…一緒に風呂入ろ?」
「えっ、お風呂…?」
あ、やっぱ恥ずかしい?
でもね、俺も譲りたくないんだよな。
ホームページで見た情報のプレゼンでもう一押し!
「うん、バスタブが広くて、窓も大きくて夜景が見られるみたいだよ。ね?一緒に入ろ?」
「…ん、いいよ」
「やった!」
「あはは、諒ってば子供みたい」
「え、子供?…そう、じゃあ子供と風呂入るって思ってて?あ、子供だからさ、何をしても許してよ?フッ」
「!…いつもの諒だぁぁ…」
「そうと決まれば準備してくるね」
俺は鼻歌まじりでバスルームへ向かった。