太陽がくれた初恋~溺愛するから、覚悟して?~

仲直りの後はヌードモデル!?/side麻依

仲直りできてよかった…

私も思いの丈を伝えられてスッキリしたし、それを受け止めてもらえた。
それに私も諒の考えてたことも理解できた。
諒は諒で私に気を遣ってくれてたんだね…

それなのに私は…
なんてちっぽけな女なんだろう…
こんな私を愛してくれてありがとう。
私も諒を愛してるよ…

だから「キスして」って言われて嬉しかったの。

自分からするキスはやっぱり恥ずかしかったけど…なんか気持ちよくて止められなくなっちゃった。

ほんとはもっとしてたかった、なんて恥ずかしくて言えないけど…
こういうのも言った方がいいのかな。
今度は言ってみようかな。




「ごちそうさまでした。後片付けは私がやるね」

「いいよ、2人でしよ?麻依との共同作業、俺は好きだし」

「ふふっありがとう」
ほんと、2人でやると楽しいしすぐに終わるね。




「さてと。麻依、じゃあお願いできる?」

「うん、どうしたらいい?あ、服とかこんなのでいいの?部屋着だけど…」
着ている服をちょこんと持ち上げる。

「ん?脱ぐから服は関係ないでしょ?」

「…は?」

「え?ヌードじゃん」

「え…えぇ!?そんなこと言った!?」

「うん。まぁ〝ヌード〞って言葉では言わなかったけど…え?わかってなかったの?」

「うん…」

「そっか、でも『いいよ』って言ってくれたもんね?まーい?」

ニヤニヤしながら私を見る。
確かに承諾したのは私…

「ん…わかった。で…どしたらいいの?」

「じゃあとりあえず脱ごうか」

あわわわわわ。
それ、すっごい恥ずかしいんだけど!

「えっと…ぜ「うん全部。全裸ね」

ここでも言い終わらない内の即答!


「あのー…何か上に羽織ったりできないかな…」

「え?恥ずかしいの?」

「恥ずかしいよ!」

「俺、もう麻依の全部、あんなとこやこんなとこも隅々まで見てるのに?」

「イヤー!そういうこと言わないで!恥ずかしいってば!」

「ふ、そんな恥ずかしがるなんて可愛いなぁ。抱かれてる時はあんなに気持ちもナカも俺を求めてくれてるのにね」

「やあぁぁぁ、だから恥ずかしいってば…」

もう顔が熱くて沸騰しそう…

「ははっ、さっきのお返しー。…じゃあさ、俺のシャツ羽織るのは?」

「シャツ?…うん、それならいいかな。あ、彼シャツだね、ふふっ」



そして、寝室から戻った諒に手渡されたのは諒のワイシャツ。

Tシャツや長Tといった部屋着ではない、仕事の時に着てる白いワイシャツに腕を通すと思ったら急にドキドキしてきた。


「んーと…裸にこれ1枚だけ、ってことなんだよね…?」

「うん、そうだよ」

それが何か?
って顔で当然の様に言われた。

「…えーと、着替え終わるまで見ないでいてくれる?」
やっぱり恥ずかしいもん。

「ふ、俺こっちで準備してるから、寝室で着替えておいで」

「わかった、行ってくるね」

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