太陽がくれた初恋~溺愛するから、覚悟して?~
いざ出陣!
「おっはよー!2人ともしっかり休めた?」
翌日の午前10時半を過ぎた頃、別々に朝食をとった千紗さんが荷物を持って俺達の部屋にやってきた。
「千紗、おはよ。うん、ぐっすり眠れたよ」
「おはようございます、千紗さん」
千紗さんが部屋のデスクの椅子に腰掛けると、俺は息を整えて向き合った。
「千紗さん。万が一ゴシップ誌に載る事になったらフルールさんには多大な迷惑をかけてしまいます。そうなったら本当に申し訳ありません」
そう謝罪して頭を下げると、千紗さんは元気な声で言ってくれた。
「あー、それは大丈夫!昨日の夜、兄貴にも愚痴がてら話したんだよね、アレ聞かせてさ。したら兄貴もすんごい怒ってて。『そんな女のくだらない脅しなんてくそくらえだ!もし諒くんとウチがゴシップ誌に載ったら返り討ちにして、更に人気店にしてやる!弁護士の手配も任せとけ!』って、すっごい闘う気バリバリだからさ!」
「幸成さんが……ありがとうございます」
俺達には心強い仲間がいてくれる…
対決直前に力強い援護をもらい、気持ちが落ち着いていくと同時に闘う気力が漲ってきた。
「…チェックアウトもあるし、そろそろ出るか」
「そうだね」
「待ってろよ!月乃ナルミぃ!愛と正義は絶対に勝つんだからっ!」
握り拳を作る千紗さんからメラメラと勢いよく燃え盛る炎が見えてきそうだな…
「あはっ、千紗、チカラ入りすぎだって」
「だってほんっと憎たらしいったら!」
そんなパワー全開の千紗さんに、やる気をお裾分けしてもらった。
翌日の午前10時半を過ぎた頃、別々に朝食をとった千紗さんが荷物を持って俺達の部屋にやってきた。
「千紗、おはよ。うん、ぐっすり眠れたよ」
「おはようございます、千紗さん」
千紗さんが部屋のデスクの椅子に腰掛けると、俺は息を整えて向き合った。
「千紗さん。万が一ゴシップ誌に載る事になったらフルールさんには多大な迷惑をかけてしまいます。そうなったら本当に申し訳ありません」
そう謝罪して頭を下げると、千紗さんは元気な声で言ってくれた。
「あー、それは大丈夫!昨日の夜、兄貴にも愚痴がてら話したんだよね、アレ聞かせてさ。したら兄貴もすんごい怒ってて。『そんな女のくだらない脅しなんてくそくらえだ!もし諒くんとウチがゴシップ誌に載ったら返り討ちにして、更に人気店にしてやる!弁護士の手配も任せとけ!』って、すっごい闘う気バリバリだからさ!」
「幸成さんが……ありがとうございます」
俺達には心強い仲間がいてくれる…
対決直前に力強い援護をもらい、気持ちが落ち着いていくと同時に闘う気力が漲ってきた。
「…チェックアウトもあるし、そろそろ出るか」
「そうだね」
「待ってろよ!月乃ナルミぃ!愛と正義は絶対に勝つんだからっ!」
握り拳を作る千紗さんからメラメラと勢いよく燃え盛る炎が見えてきそうだな…
「あはっ、千紗、チカラ入りすぎだって」
「だってほんっと憎たらしいったら!」
そんなパワー全開の千紗さんに、やる気をお裾分けしてもらった。