太陽がくれた初恋~溺愛するから、覚悟して?~
帰宅後、シャワーを浴びて缶ビールを開ける。
「…っは、うめぇ」
いつも何も考えずに過ごすひととき。
なのに、今日は羽倉さんが頭に浮かぶ。
今日は羽倉さんのいろんな面を見たな。
可愛かったり、すごかったり…
俺なんて足元にも及ばないな…
しかし、何であんなに魅力ある女性なのに彼氏がいないんだろう…
理想が高いのかな?
でも福田さんも断られたって言ってたよな…
あの人、外見だって申し分ないし、中身も悪くないと思うし、現にモテる人だし。
福田さんほどの男なら彼氏にだってなれそうなのに…
チクリ
…ん…?
羽倉さんと福田さんが付き合う…
ドクリ
…何だよ、何だこれ…
羽倉さんと福田さんが付き合ったら…嫌なんだけど…
…何で?
んー…わかんねぇけどなんか嫌だな…
何でだろ…
わかんねぇ…
ビール飲んで早く寝よ…