太陽がくれた初恋~溺愛するから、覚悟して?~
とろんとした表情の麻依に、ちゅ、ちゅっ、と口づけるとそこからまたキスが深くなり、寝室に2人の唇から漏れる水音と麻依の吐息が響く。


麻依の耳から首筋、そして鎖骨に唇を這わす。

「ふぁ…あ……んん…」

どこに口づけても甘い…
麻依が媚薬のスイーツみたいだな…


俺は麻依の手をシーツに縫い止めた。

明るい照明の下、初めて見る露になった麻依のきれいな膨らみ…

そりゃあ、これを目の当たりにしたら誰だっておっぱい星人にならないわけがないよな。

「すげぇキレイ…麻依…」

「…恥ずかし…」

「マジで芸術品みたいにキレイだよ」

「それは褒めすぎだって…」

「…も、我慢できない…」


俺は欲の赴くまま…
麻依の色気に誘われるまま、二つの膨らみとその尖端を手と唇と舌で愛した。


「…も…ダメ…」

「気持ちよかった?」

…あれだけ声を上げてたんだからわかってはいるけど、麻依の口から聞きたくて。

「ん…気持ちよすぎて…おかしくなりそう…」

はぁ、よかった…
でもまだまだだよ、麻依。

俺の唇は柔らかいお腹から下に下りていく。

下着に手を掛けて足から抜くと、つぅ…と糸がひくのが見えた。

「麻依…すごいことになってるよ、ホラ」
俺はその溢れる蜜を指で掬う。

「やっ…恥ずかしいってば」
両手で顔を隠す麻依が愛しくてたまらない。

「どうして?俺に感じてくれたってことでしょ?」

「そうだけど…」

「もぅ…麻依ってば可愛すぎ」

手の蜜をペロリと舐めて、蜜に吸い寄せられるように顔を埋めた。




「も…ダメ…待って…」

舌と指で存分に嬌声を上げさせていたところ麻依にストップかけられてしまった。

はぁはぁと息も絶え絶えの麻依。
ちょっとやりすぎたか…?


「ごめん…麻依が可愛すぎて止められなかった…」

「ううん…ちょっと感じすぎちゃって…」

涙目の笑顔でそんなこと言われたら、もう我慢できねぇって…


「麻依…俺、麻依の中に入っていい?」

「うん…来て、諒」

口元を手の甲で隠して恥ずかしそうでいて…妖艶な表情とか…反則。

「麻依…愛してる。絶対離さないから」

「うん…私も…諒を愛してるし離れない」


見つめあった俺達は、それから時間を忘れて何度も何度も愛し合った――

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