あの頃の私たちへ
「橘 大丈夫か?」

「え、あっ はい!!」

先生のことを考えすぎてしまって突然声をかけられ大声で返事をしてしまった

「本当に大丈夫かよ 朝から大変だったもんな」

平野先輩が心配そうに私の顔を見る

平野先輩はインターンに行ったときからなにかと気にかけてくれる先輩で入社してからも頼りにしている先輩だ

「どうだ今日夜メシでもいくか!」

「えっ、いいんですか! もちろん先輩の奢りですよね」

「仕方ないな 奢ってやるよ」

「やったー! 仕事頑張ろ!」

「本当に単純なやつだな じゃあまた後で」

平野先輩は笑いながら自分のディスクに戻っていった

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