あの頃の私たちへ
6年前と全く同じ光景が目の前に広がっていた

「工藤先生…？」

混乱していた頭がさらに混乱した

なんでこんなところに先生が…？

「橘さん…？　そうか君だったんだね　久しぶり　元気だった？」

先生はあの頃と変わらない優しい眼差しをむけながら私に声をかけた

あんなことがあったのに久しぶりに再会して冷静でいられるなんて…

やっぱり先生は何を考えているのかわからない
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