カフェラテ
日常
「おはようございます。」
この一言から一日は始まる。成瀬璃子社会人2年目。今はインテリア小物専門のお店で働いている。私が昔から憧れていた都会で夢を叶えられた。
「成瀬さん、レジお願いします。」
「はい。」
急いでレジに向かう。接客は大好き。お客様の好みに合った商品を探すのも大好きだし本当に自分に向いてる仕事していると思う。
「璃子、今日発表じゃない?」同期の美紀が話しかけてきた。
「そうだ!確認しなきゃ」休憩時間に急いで携帯を開いた。
、、、落選かいっっっ!!
そうです。私はオタクです。アイドルが生きがいなのです。アイドルがいない人生なんて考えられない。。
「美紀〜(涙)」泣きながら美紀に抱きついた。
「ダメだったのか。」
「もう無理。会えないとか無理。考えられない。なんで?こんなに仕事頑張ってるのに。」
「いや普通に倍率高すぎるし無理でしょ。Amuse最近人気すごいしね。」
Amuse。私がデビューする前から大好きな5人組アイドルグループ。
「はぁ。仕事行くか。」もうあきらめモードで仕事に戻る。
「すみません、お姉さんが使っている香水教えてもらえませんか。」お客様に話しかけられた。
こんなこと聞かれたの初めてだなと思いながらも答えた。
「ありがとうございます!お姉さんとても美人だしいい匂いするのでつい聞いちゃいました。」
え、うれしすぎる。こんな私を美人だと言ってくれるあなたのほうが美人だと心の中で伝えた。
美紀と退勤時間が重なり一緒に帰った。きょうあった出来事も話した。
「こんなこと言いたくないけど璃子まじで美人だからそう言われるのもわかる。」
「ええ!美紀がそんなこと言うなんて。なにかあったの?」
「なんもないわ。」
そんなに美人と言われたらそうなのかなと思ってしまう。
チャラン♪
携帯が鳴った。
”明日飯いかね?”
幼馴染の雄馬からだった。
「誰?」
「幼馴染。」
「男?」
「うん。」
「璃子はほんとモテるな〜。」
「えええ!!雄馬とはそういう関係じゃないよ!!やめてよ!」
「あせりすぎ。」
「うぅ…」
雄馬となにもなかったといえばウソになる。
私はずっと雄馬が好きだった。勇気がなかったから告白はしてないけど。だから雄馬にはいつのまにか彼女ができていて、別れたと聞くたびに心の中では喜んでいる自分がいた。
「告白はしないの?」
「しないよ。もう今更関係を崩したくない。」
「そっか」
って言いながら逃げてるだけなんだけどね。
家に着いてからはまず必ずご飯を作る。どんなに疲れていても料理は大好きだからご飯は作る。
お風呂入ってなんで当たらなかったんだろうとか考えてしまう。
お風呂上りには必ずカフェラテも飲む。大好きなカフェラテ。カフェラテを飲むときは何も考えずにただおいしいと感じる時間しか流れない。幸せな時間。
寝る前に雄馬に返信だけして寝た。
”いいよ”
朝いつも通り出勤する。
「おはようございます。」
「今日も一日頑張りましょう。」店長の一言でみんな仕事につく。
いつも通り。いつも通りの朝だった。その日までは。
この一言から一日は始まる。成瀬璃子社会人2年目。今はインテリア小物専門のお店で働いている。私が昔から憧れていた都会で夢を叶えられた。
「成瀬さん、レジお願いします。」
「はい。」
急いでレジに向かう。接客は大好き。お客様の好みに合った商品を探すのも大好きだし本当に自分に向いてる仕事していると思う。
「璃子、今日発表じゃない?」同期の美紀が話しかけてきた。
「そうだ!確認しなきゃ」休憩時間に急いで携帯を開いた。
、、、落選かいっっっ!!
そうです。私はオタクです。アイドルが生きがいなのです。アイドルがいない人生なんて考えられない。。
「美紀〜(涙)」泣きながら美紀に抱きついた。
「ダメだったのか。」
「もう無理。会えないとか無理。考えられない。なんで?こんなに仕事頑張ってるのに。」
「いや普通に倍率高すぎるし無理でしょ。Amuse最近人気すごいしね。」
Amuse。私がデビューする前から大好きな5人組アイドルグループ。
「はぁ。仕事行くか。」もうあきらめモードで仕事に戻る。
「すみません、お姉さんが使っている香水教えてもらえませんか。」お客様に話しかけられた。
こんなこと聞かれたの初めてだなと思いながらも答えた。
「ありがとうございます!お姉さんとても美人だしいい匂いするのでつい聞いちゃいました。」
え、うれしすぎる。こんな私を美人だと言ってくれるあなたのほうが美人だと心の中で伝えた。
美紀と退勤時間が重なり一緒に帰った。きょうあった出来事も話した。
「こんなこと言いたくないけど璃子まじで美人だからそう言われるのもわかる。」
「ええ!美紀がそんなこと言うなんて。なにかあったの?」
「なんもないわ。」
そんなに美人と言われたらそうなのかなと思ってしまう。
チャラン♪
携帯が鳴った。
”明日飯いかね?”
幼馴染の雄馬からだった。
「誰?」
「幼馴染。」
「男?」
「うん。」
「璃子はほんとモテるな〜。」
「えええ!!雄馬とはそういう関係じゃないよ!!やめてよ!」
「あせりすぎ。」
「うぅ…」
雄馬となにもなかったといえばウソになる。
私はずっと雄馬が好きだった。勇気がなかったから告白はしてないけど。だから雄馬にはいつのまにか彼女ができていて、別れたと聞くたびに心の中では喜んでいる自分がいた。
「告白はしないの?」
「しないよ。もう今更関係を崩したくない。」
「そっか」
って言いながら逃げてるだけなんだけどね。
家に着いてからはまず必ずご飯を作る。どんなに疲れていても料理は大好きだからご飯は作る。
お風呂入ってなんで当たらなかったんだろうとか考えてしまう。
お風呂上りには必ずカフェラテも飲む。大好きなカフェラテ。カフェラテを飲むときは何も考えずにただおいしいと感じる時間しか流れない。幸せな時間。
寝る前に雄馬に返信だけして寝た。
”いいよ”
朝いつも通り出勤する。
「おはようございます。」
「今日も一日頑張りましょう。」店長の一言でみんな仕事につく。
いつも通り。いつも通りの朝だった。その日までは。