幼馴染は推しとしての好きじゃ満足できないようです
「由那ー。助けてぇー。」

「頑張りなさいよ。ねぇ?」

由那が声をかけたのは奏と仲が良い風波瑠奈(かざなるな)君だ。

「だねー、ぼくにはできないから頑張るしかないよ。ふぁいと音那ちゃん。」

「うぅぅ」

唸ることしかできない私。

「ねぇ、聞いてるの?」

圧をかけてくる奏。

「「ふぁいとだよ!」」

応援してくれる2人。

この状態から抜け出したい…!

「早くテスト終われ…」

「じゃあがんばろーね♡」

「は、はいぃ!」

奏さん、圧が。死神に取り憑かれてますよ?

「ところで…。ぼく思ったんだけど由那は大丈夫なの?」

「え、、、。」

あ、由那さんお疲れ様です。

「やろっか?」

急に圧を出してきた瑠奈君に由那は連行されていきました。笑
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