幼馴染は推しとしての好きじゃ満足できないようです
やっぱり、勉強しないとこーいう時大変だな。

というか…!

推しと2人きりとか贅沢すぎる!

やっぱり奏は尊い。

「なに?なんかついてる?」

「え?」

奏のことを見すぎたらしい。バレてしまった。

「え、いや、」

これ、尊くてみてましたとか言ったら怒られるよね?

でも、なんで言えばいいんだろ?

「音那?大丈夫?頭痛い?保健室行く!?」

なんか奏が、焦ってる?

「いや、大丈夫だよ?」

「そっか、幼い頃から体調崩しやすいから心配した。」

さすが我が幼馴染でもあり、推し。

「あ、ありがと。でも大丈夫だよ。奏が尊くてみてただけだから。」

「は?」

「あっ、」

やってしまった。これはやってしまったよ。

「音那ぁー?何してんの?テスト勉強だよ?」

「は、はい。すみません。」

< 5 / 8 >

この作品のキーワード

この作品をシェア

pagetop