キケンな四兄弟

「…プッ…」
あたしは隼人を見て、つい失笑。
や、やばい…余計怒った!?

「な、何笑ってんだよ!?」

「い、いや…何でもありません」
そう言うと隼人は、不機嫌な顔で「そーかよ」とボソリと呟いた。

「さ、優人さんも隼人も、早く朝ごはん食べて学校行かないと、遅刻しますよ!?」
あたしが促すと、二人ともめんどくさそうに自分の席へ座り始めた。

「「「いただきまーす」」」
みんな揃って朝ごはんを食べ始める。

「ねぇ、舞香ちゃん」

「はい??」
食べている途中、優人さんが話しかけてきた。

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