キケンな四兄弟
あたしは、その人に手を引かれ、後を付いて行く。
どうしよう…事故って…!!
そういえば、「後から行く」って言ってた…!
「ここだよ!」
「あっ、はい…」
グッ
あたしは、男の人に手を引っ張られて、人気のない公園に来た。
辺りを見渡しても、人がいない。
「あの、隼人はどこに…?」
「あぁ、嘘だよあんなの。」
え…嘘!?
「それより、俺達さぁ、広瀬隼人に痛い目あわされちゃったんだよねぇ~」
「ど…どういう事ですか…??」
嫌な予感…。
「責任とってくれる? 困るんだよな、なぁ皆??」
「本当によォ!」
「だよなー」
「…!?」
男の人の声で、物陰から大勢の男の人が出てきた。