ありがとう、ばいばい、大好きだった君へ
大河side
桜が舞う春。
晴れて莉子と悠といっしょに、明光学園に入学した。
高校生になっても、まさかこの3人と同じになれるとは思ってなかった。
というのも、莉子の学力が絶望的だったから。
べつに、莉子がバカと言っているわけではない。
でも、明光学園の普通科を志望しようと思ったら、それなりの偏差値が必要だったから。
莉子には厳しいんじゃ…。
と思うことは何度もあった。
俺は、明光学園の野球部の練習もあったから、毎日勉強を教えてやれるわけじゃなかった。
空いた時間に見てやれるくらい。
だけど莉子は、俺が出した宿題はちゃんとやってきていたし、スパルタでもなんとかついてきていた。
だから、もしかしたら可能性はあるかもしれないって思い始めたんだ。
そして、その勉強の甲斐あって、莉子は無事に明光学園に合格。
晴れて莉子と悠といっしょに、明光学園に入学した。
高校生になっても、まさかこの3人と同じになれるとは思ってなかった。
というのも、莉子の学力が絶望的だったから。
べつに、莉子がバカと言っているわけではない。
でも、明光学園の普通科を志望しようと思ったら、それなりの偏差値が必要だったから。
莉子には厳しいんじゃ…。
と思うことは何度もあった。
俺は、明光学園の野球部の練習もあったから、毎日勉強を教えてやれるわけじゃなかった。
空いた時間に見てやれるくらい。
だけど莉子は、俺が出した宿題はちゃんとやってきていたし、スパルタでもなんとかついてきていた。
だから、もしかしたら可能性はあるかもしれないって思い始めたんだ。
そして、その勉強の甲斐あって、莉子は無事に明光学園に合格。