ありがとう、ばいばい、大好きだった君へ
「なに、慌ててんねんっ!動揺しすぎやろ〜」
俺の反応を見て、先輩はケラケラと笑っている。
「まあ、莉子ちゃんかわいいし、野球部がパッと明るくなったって感じもあるから、連れてきて正解やったな!」
「そうっすか?それなら、よかったっすけど」
莉子は愛想もよくて仕事も一生懸命にしてくれるから、野球部の先輩にもマネージャーの先輩にもかわいがられていた。
「そういや、莉子ちゃんって彼氏とかいるんかなー?」
「…なんでそんな話になるんすかっ」
「だって、隙あらば狙っちゃおっかなって♪大河、莉子ちゃんに彼氏とか好きな男おるとか聞いといてーやー」
「浮いた話は聞いたことないっすけど、そんなの自分で聞いてくださいよ〜…」
そんな莉子を狙う先輩も少なくはなかった。
そこに関しては、莉子を野球部に誘って正解だったかはわからない。
俺の反応を見て、先輩はケラケラと笑っている。
「まあ、莉子ちゃんかわいいし、野球部がパッと明るくなったって感じもあるから、連れてきて正解やったな!」
「そうっすか?それなら、よかったっすけど」
莉子は愛想もよくて仕事も一生懸命にしてくれるから、野球部の先輩にもマネージャーの先輩にもかわいがられていた。
「そういや、莉子ちゃんって彼氏とかいるんかなー?」
「…なんでそんな話になるんすかっ」
「だって、隙あらば狙っちゃおっかなって♪大河、莉子ちゃんに彼氏とか好きな男おるとか聞いといてーやー」
「浮いた話は聞いたことないっすけど、そんなの自分で聞いてくださいよ〜…」
そんな莉子を狙う先輩も少なくはなかった。
そこに関しては、莉子を野球部に誘って正解だったかはわからない。